新しい年度を迎えるにあたりまして、会長就任のご挨拶を申し上げます。
この度の3月11日東北地方太平洋沖地震に際し、被災された皆様とそのご家族および関係者の方々には心よりお見舞い申し上げると共にお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。我々ロータリアンとして息の長い出来る限りの支援をしなければならないと考えております。
我がクラブでは、西南RCの子クラブとして33名の会員により平成元年に発足し、社会情勢が変化する中、現在まで一心に走り続けて参りました。そして平成20年無事に成人式を迎え、大人の第一歩を歩みながらより一層の「らしさ」を備えるべく、教養・品格・道徳を求めて歩もうとしております。
今年度、カルヤン・バネルジーRI会長は「心の中を見つめよう、博愛を広げるために」と、また第2650地区今西信裕ガバナーは地区テーマを「良き伝統を守り、新しいロータリーに挑戦しよう」と定め、ロータリーの中核となる価値観である「奉仕・親睦・多様性・高潔性・リーダーシップ」を一つ一つ頭に入れ、地域のため世界のために一人一人が汗をかく奉仕活動に取り組むようにと言われております。
我がクラブも成人式も終え「青春」から「リラックス」へ、肩の力も抜けたかと思われます。ここで内なるものを見直し共に学ぶ機会を持ちたく、私は今年度の会長テーマを「ロータリーを共に学ぼう」といたします。ロータリーも時代とともに「出席重視型」から「参加型」へと変化している中、私たちクラブにおいても、ロータリーの原点をよく理解し、移り行くロータリーの考え方に向かって、一歩踏み出す準備をしていかねばと考えております。そのためにもクラブ前会長の皆様・会員の皆様の考え方をよく聞き、クラブの向かうべき方向性を誤らないようにと考えております。なにぶん微力ではございますが皆様の力の支えを頂きながら、私に与えられた1年間の中で急ぎながら、また悠々と時間と経験をつみ、ロータリー生活をより豊かなものにしたいと思います。会員の皆様にはご指導とご支援を切にお願い申し上げ、就任の挨拶とさせて頂きます。
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