この度、初代会長安田先生の命により(2010-2011)年度京都桂川ロータリークラブの会長職を今回は抗することができず、お引き受けすることとなりました。もとよりロータリーに関しましては全く無学な者でございますが、この職をお引き受け致しました以上は、歴代会長の名を汚すことの無いよう私なりに努力していきたいと考えております。
思い起こせば早いもので、チャーターナイトを迎え早や20年という歳月が流れ去りました。私ども京都桂川ロータリークラブは創立当初より、井谷ガバナー特別代表のご指導のもとに一心に走り続けて参りました。初年度には、早くも三重中央R.C.との交流をはじめ友好クラブの締結に至りました。またアメリカより交換留学生を受け入れました。GSEで多くのフィンランドの会員をお迎えしホームスティして頂きました。更に川クラブ友好の集いも結成し、10周年記念事業としてインターアクトクラブを設立することが出来ました。ごく最近では、真駒内ロータリークラブとの友好関係を築くこともできました。そして昨年には、無事創立20周年を迎え、やっと成人の仲間入りを果たすことができました。
さて本年度R.T.会長レイ・クリンギンスミス氏のテーマは「地域を育み、大陸をつなぐ」という壮大なテーマとなっております。この意味するところはロータリーの奉仕の精神を実現し、クラブと地域社会の両立を動かそう。また親善により世界の人々を結びつけ、住みやすく働きやすい場にする為に協力と支援を行うというものです。これを受けて栗田幸雄2650地区ガバナーのスローガンは(真のロータリアンをめざして)「ロータリーを良く学び、変化を知り、忘れたことを思い出そう」とされています。京都桂川ロータリークラブが、創立された当時のR.I.のテーマは「エンジョイロータリー」でした。私は、本年度の京都桂川ロータリークラブのテーマを「リラックスロータリー」と致したいと思います。先ほど申し上げましたように、私ども京都桂川ロータリークラブの会員は、歴代会長、幹事を先頭に試行錯誤を繰返しながらクラブ発展の為一丸となって走り続けて参りました。成人式を迎えた今、ここで少し歩みを止め栗田ガバナーのスローガンにもありますように、この20年間を振り返ってみると共に、社会の変化を感じ取りこれからの京都桂川ロータリークラブがどうあるべきか、一度じっくり考えてみるいい時期にきているのではないかと考えております。「リラックス」という言葉はもう既に日本語になっておりますが、その意味は皆さんご存知のように、くつろぐ、力を抜く、休める、などですが、そのほかに寛大になるという意味もあります
この一年間会員の皆様にはご不満なことや行き届かぬ点が多々あろうかとは思いますが、どうか今年度は寛大な心でご容赦頂きますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、どうか会員の皆様には私を含め新しい執行部に対し今まで以上のご指導、ご支援そしてご協力を頂きますようお願い申し上げまして、私の会長就任のご挨拶とさせていただきます。
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